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教則DVD

ドラム演奏法シリーズ

小宮 勝昭 Katsuaki Komiya

最良のセッティング法と最適な演奏法を知るための三部作

 ドラム専門誌"リズム&ドラム・マガジン"の編集長を十数年担い、その後プロのドラム・プレイヤーに転向後もなお、ひたすらに"良いドラムの音とは何か"を追い求めてきた著者による、ドラム論の集大成とも言えるのが、このDVDシリーズです。

 すべての楽器は、最良のセッティングを施したうえで、最適な演奏を行うことで最もその能力を発揮します。したがって本来は、楽器の扱いも演奏も一体的に習得していく必要があるのですが、ドラム・セット全体の教則では調整項目や演奏方法などが非常に多岐にわたり、なかなか個々のパーツまで踏み込んで丁寧な解説を行うことはできませんでした。

 そこでこのシリーズでは、ベース・ドラム、スネア・ドラム、ハイハットの3つを単独のDVDでとりあげることで、個々のパーツの解説に十分な時間的余裕を確保し、細部にわたる楽器の扱いや演奏法について、徹底的に解説をおこないました。楽器の置き方、基本的なセッティング、体の位置、といった準備段階の話から、ベーシックな奏法、各パートを活かすフレージング、セット・ドラミングの中でのパーツの位置づけ、楽器の調整法まで、さまざまな流儀があり数々の迷信があるドラム情報の中から、著者が模索し、そのやり方に行き着いた理由までも含めて、練習フレーズをまじえながら詳細に解説を行います。

 ドラムを始めて初心者から初級へと移行するような時期には、誰もが楽器のセッティングや自分のプレイに疑問を持つことがあると思います。そんな時に行く先の道を示すリファレンスとなるのが、このDVDシリーズです。

▼ ロング視聴動画公開中 ▼

(本編約25分+巻末映像約5分)

製品版の映像をそのままノーカットで公開

▼ 小宮 勝昭 ▼

演奏法シリーズを語る

インタビュー

PMD-014「ベース・ドラム演奏法」小宮 勝昭

「ベース・ドラム演奏法」小宮 勝昭

ベース・ドラムの基本奏法から音作りまでを徹底解説!

ベース・ドラムは、グルーヴやリズムの推進力を担う非常に重要な楽器です。このDVDでは、ベース・ドラム単体にフォーカスして、より深くより丁寧に演奏法を探究していきます。とにかく良い音を出す、自然な演奏を身につける、良いグルーヴを出す、これらを基準に、基本奏法の解説では、ペダルの踏み位置や靴にまで言及した繊細なペダル・ワークを紹介。さらには初心者にとって最初の難関である"2つ打ち"さらには"3つ打ち~連打"などを集中的に解説しました。また、リズム&グルーヴ、フィル・イン、オスティナートでは、ベース・ドラムがキラりと光るフレーズを満載。そして、3基のドラム・セットを用いての音色比較などなど盛り沢山です。巻末にはベース・ドラムとキック・ペダルのセッティングも収録。

■ISBN:978-4-904408-38-4 ■JAN:4-582292-590385

■仕様:DVD-Video 本編95min.+15min. ■EPUB/PDFファイル付属

■品番:PMD-014 ■価格3,000(税抜)

全国有名楽器店、全国有名書店、Amazon.co.jpにてお求め頂けます

★マルチメディア対応★

EPUB(iPad用電子書籍)付

PDF(楽譜)付

CONTENTS

■Drum Solo #1

■“いい音で鳴らす”ための踏み方

ヒール・アップ奏法

フット・ボードのどこを踏むか?

足裏のどこで踏むか?

オープン・サウンド/クローズ・サウンド

リバウンドを使う

大きく、ふくよかで、太い音の出し方

ヒール・ダウン奏法

小さな音(フェザリング)の表現

ベストな靴とは? サウンドの違い、感触の違い

■2つ打ち(ダブル踏み)奏法

足首による2連打

スライド奏法

理想のダブルは奏法を意識しない!

腿からの2回踏み〜どこまでこれを使うかがカギ!

■3つ打ち、4つ打ち〜連打

力の入れ方/抜き方とリバウンド

■Drum Solo #2

■リズム&グルーヴ

2分音符(1・3拍目)を踏む  Ex-01

4分音符を踏む(4つ打ち)  Ex-02

----8ビート----

8ビート①    Ex-03

8ビート②    Ex-04

8ビート③    Ex-05

8ビート④    Ex-06

----16ビート----

16ビート①    Ex-07

16ビート②    Ex-08

16ビート③    Ex-09

16ビート④    Ex-10

16ビート⑤    Ex-11

16ビート⑥    Ex-12

----シャッフル----

シャッフル①    Ex-13

シャッフル②    Ex-14

シャッフル③    Ex-15

シャッフル④    Ex-16

----6/8拍子(ハチロク)、12/8拍子----

6/8拍子(ハチロク)   Ex-17

12/8拍子    Ex-18

----王道パターン----

王道パターン①ボンゾ・スタイル1   Ex-19

王道パターン②ボンゾ・スタイル2   Ex-20

王道パターン③ボンゾ・スタイル3   Ex-21

王道パターン④JBファンク発展形   Ex-22

ダイナミクス・レンジ

3点のバランス、存在感について

■ベース・ドラムがカッコいいリズム&フィルイン

ベードラ・ダブル=ドラッグ or 32分音符

手足のコンビネーション①16〜32分音符

手足のコンビネーション②3連符/6連符

■ドラム・ソロのための超簡単ベードラ・オスティナート

“ドン・チッ・ドン・チッ〜”(8分音符)

“ド・ド・ド・ド〜”(8分音符)

“チッ・ドン・チッ・ドン〜”(8分音符)

■ベードラこそ“音色”にこだわる

フロント穴空き+ミュート・ヘッド(20”×15”BD)

フロント穴空き+毛布ミュート(20”×15”BD)

シングル・ヘッド(20”×15”BD)

フロント穴なし①(18”×14” BD/ジャズ・キット)

フロント穴なし②(22”×12” BD/ロック・キット)

ビーターによる音色の違い(20”×15”BD)

■Drum Solo #3

 

【巻末収録】

ベース・ドラムのセッティング

フット・ペダルの調整

フット・ペダルの選び方〜シンプルなペダルの利点

PMD-013「スネア・ドラム演奏法」小宮 勝昭

「スネア・ドラム演奏法」小宮 勝昭

サウンドの要「スネア・ドラム」の潜在能力を引き出す

奏法面、フレーズ面、サウンド面、セッティング面、ルーディメンツなど、全方位から、スネア・ドラムの潜在能力を最大限に引き出すためのティップスを満載しました。とくに本作では、通常の教則アイテムでは省略されてしまう「サウンド面 鳴り方・鳴らし方」を最も重要なテーマとしてとらえ、全編を通して、スネアのサウンドとフレーズやテクニックの密接な関係が理解できるようコンセプトを統一しています。この作品の制作に際して、インストラクターの小宮 勝昭氏は、ヴィンテージ・スネアを含む8台のスネア・ドラムをスタジオに搬入し、それぞれのテーマに最適なスネア・ドラムを選択して演奏しました。サウンドからインスパイアされ、それがフレージングにどのように作用するかをつぶさに体感できます。本編約87分全てがスネア・ドラムに関する話題がぎっしり、巻末にはスネア・ヘッドのチューニングを順を追って解説する「チューニングのやり方」を収録しました。

■ISBN:978-4-904408-37-7 ■JAN:4-582292-590378

■仕様:DVD-Video 本編87min.+14min. ■EPUB/PDFファイル付属

■品番:PMD-013 ■価格3,000(税抜)

全国有名楽器店、全国有名書店、Amazon.co.jpにてお求め頂けます

★マルチメディア対応★

EPUB(iPad用電子書籍)付

PDF(楽譜)付

CONTENTS

■スネア・ドラムとは?

■スネア・ドラムのセッティング

■基本奏法:グリップ、ストローク&ショット

マッチド・グリップのバリエーション

オープン・リム・ショットと通常ショット

オープン・リム・ショット打点のバリエーション

ダウン・ストロークが何より大切!ダウンで“止まる”コツ

ダイナミクス表現のためのショット・バリエーション

リバウンドを利用した連続ショット

アクセントとノー・アクセントを使いこなす

クローズド・リム・ショット

トラディショナル(レギュラー)・グリップの利点

■使える!ルーディメンツ:

シングル&ダブル・ストローク系だけ!

シングル・ストローク・ロール

 Ex-01 シングル・ストロークで叩くロック・ビート

ダブル・ストローク・ロール

 Ex-02 ダブル・ストロークを盛り込んだフィルイン

プレス・ロール(バズ・ロール)

 Ex-03 ブレス・ロールを使ったリズム&フレーズ

5ストローク・ロール

 Ex-04 5ストローク・ロールを使ったセカンドライン・ビート

6ストローク・ロール

 Ex-05 6ストローク・ロールを使ったフィルイン

フラム

 Ex-06 フラムを取り入れたロック・ビート

ドラッグ

 Ex-07 ドラッグを取り入れたグルーヴ

■リズム&グルーヴ:バック・ビートとゴースト・ノートで歌う

8ビート/2・4拍目バック・ビート

 Ex-08

16ビート(8ビート)/ゴースト・ノート①(16分音符ウラ)

 Ex-09

16ビート(8ビート)/ゴースト・ノート②(1拍目=ンタタ)

 Ex-10

16ビート(ハネ系)/ゴースト・ノート①(2拍目=ターンタ)

 Ex-11

16ビート(ハネ系)/ゴースト・ノート②(2拍目=タタンタ)

 Ex-12

16ビート(ハネ系)/ゴースト・ノート③(2・4拍目=タンタタ)

 Ex-13

ダイナミクス・レンジについて

■スネア・ドラムの音色に“呼ばれる”ドラミング

1台のスネアでチューニングを変える①=ハイ・ピッチ

1台のスネアでチューニングを変える②=ロー・ピッチ

究極の“カン!”

究極の“ドベ〜”

リンゴ・スター風布ミュート

■その他のアプローチ

アンプラグドで生きる! スティック以外で繊細に!

プリペアド

スナッピーをオフにした音色


【巻末収録】チューニングのやり方

PMD-011「ハイハット演奏法」小宮 勝昭

「ハイハット演奏法」小宮 勝昭

ハイハットの演奏法を深く掘り下げて徹底的に解説したDVD

冒頭でインストラクターは「ハイハットはドラムセットの中で唯一、音の長さをドラマー自らがコントロールでき、タイム・キープだけではなくリズムのグルーヴを創りだすことができる」と述べています。その言葉に象徴されるように、ハイハットはドラム・プレイの表現を豊かにするキー・アイテムです。このDVDはそんなハイハットの演奏法を深く掘り下げて徹底的に解説した他に類を見ないDVDです。ハイハットの基本的な演奏法はもちろんのこと、ほとんどの教則で割愛されているペダル・アクションのコツや細かいニュアンスの話、さらにはハイハットの傑作フレーズなど、ありとあらゆるハイハットにまつわるトピックをトークとエクササイズを交えて進行します。またハイハットの完全なセットアップ法も収録し楽器構造の正しい知識も得られます。インストラクターには小宮 勝昭氏を起用。膨大な知識と見識の上に成り立つ演奏理論を展開します。

■ISBN:978-4-904408-33-9 ■JAN:4-582292-590330

■仕様:DVD-Video 本編74min.+15min. ■EPUB/PDFファイル付属

■品番:PMD-011 ■価格3,000(税抜)

全国有名楽器店、全国有名書店、Amazon.co.jpにてお求め頂けます

★マルチメディア対応★

EPUB(iPad用電子書籍)付

PDF(楽譜)付

CONTENTS

■音色1 クローズ

◎リバウンドについて〜アップ・ダウン(ダウン・アップ)

◎叩く場所(エッジ/シンバル面/カップ)

◎スティックのどこを使うか(ショルダー/チップ)

◎足のプレスによる音色のバリエーション

■音色2 オープン

◎タイミング

◎ヒール・ダウン

◎ヒール・アップ

◎オープン+バス・ドラム Ex-01

◎オープン+スネア・ドラム Ex-02

◎オープンをバス・ドラムで切る Ex-03

◎オープンをスネア・ドラムで切る Ex-04

◎16分ウラのタイミングでオープン1 Ex-05

◎16分ウラのタイミングでオープン2 Ex-06

◎叩く場所による違い

■音色3 ハーフ・オープン

◎音色とボリューム

◎番外“ヒール・アップ"の意味

■音色4 踏み音

◎ヒール&トウ(ウラで音を出す) Ex-07

◎ヒール&トウ(アタマで音を出す) Ex-08

◎ヒール・アップ Ex-09

◎ゴースト・モーションを組み合わせたヒール・アップ Ex-10

◎ゴースト・モーションについて

◎フット・クラッシュ(フット・スプラッシュ)

■音色5 アクセントについて

◎フル/ダウン/タップ/アップ・ストローク

◎アクセント移動 Ex-11

◎2打のアクセント移動 Ex-12

◎ダブル・ストロークを織り交ぜて Ex-13

■音色6 ウネりと訛り

◎“握らない"グリップでリラックスした動き

◎8分音符のウネり

◎16分音符のウネり

■グルーヴ1 8ビート

◎音のイメージと音量バランス

◎アップ・ダウン(ダウン・アップ)で刻む Ex-14

◎イーヴンで刻む Ex-15

◎リンゴ・スターっぽい刻み Ex-16

◎チャーリー・ワッツっぽい2拍4拍ヌキ Ex-17

◎“ロックンロール"8分同時叩き Ex-18

◎ウラ打ち Ex-19

■グルーヴ2 16ビート

◎両手16分 Ex-20

◎片手16分 Ex-21

◎ゴースト・ノートを絡めたファンク Ex-22

◎チッチキ Ex-23

◎チキチー Ex-24

■グルーヴ3 シャッフル

◎エッジだけを叩くシャッフル

◎エッジ&シンバル面を叩くシャッフル

◎ハイハットで刻むシャッフル Ex-25

◎ハイハット4分&スネア・ドラムでシャッフル Ex-26

◎シャッフルを刻まないシャッフル Ex-27

◎ハーフタイム・シャッフル Ex-28

■グルーヴ4 いろいろ

◎12/8 Ex-29

◎4つ打 Ex-30

◎ボンゾっぽいリズム・パターン Ex-31

◎鉄板フレーズ“タチーチー" Ex-32

■新しいアイディア

◎16"EFXハイハットを使っての音色とグルーヴ

◎16"EFXハイハット+タンバリン(小/大)

◎16"EFXハイハット+セミーヤ(ジャラジャラ)

◎16"EFXハイハット+ワイヤー・ブラシ

◎16"EFXハイハット+ブラスティック

◎16"EFXハイハット+ブルームスティック

【巻末収録】ハイハットのセットアップ

◎ハイハット・スタンドの組み立て

◎クラッチのセッティングと種類

◎セッティングする場所(位置)

◎脚の開き具合

◎ハイハットの高さ

◎上(トップ)と下(ボトム)の開き幅

◎バネの調整

◎クラッチのネジの向き

◎ボトム・シンバルの傾き

◎ハイハットの使い分け

小宮 勝昭 演奏法シリーズを語る インタビュー

Q1:はじめに「ドラムのパーツを個別に教則したい」というオファーを受けたとき、どう思いましたか?

 

 とても面白いアプローチだと思いました。“ドラム・セット”は1つ1つの楽器の集合体で、最終的には“すべて合わさって1つ”になるのが理想ですが、そのためには、絶対に各楽器(パーツ)の音色や奏法を深く知る必要があると思いますので。しかし、実際にやるのは自分じゃないな、と思ったので、最初はお断りしましたよね(笑)。自分の演奏は理詰めで体系立ててというものを一端否定して、音楽として考えることを目標にしていますので、教則向きではないと思ってましたし、今まで培ってきたものをさらけ出すのも、ある意味もったいないかと(笑)。それは冗談として、たぶん伝わらないんじゃないかなぁと考えてました。でも、こういう教則作品で、自分を出してみるのも挑戦なんじゃないかと、頑張ってみました。

 

 

Q2:演奏法シリーズで、小宮さんがもっとも伝えたいのは何ですか?また、誰が対象なのでしょうか? 初心者向けですか?

 

 一番伝えたいのは……やっぱり楽器、ドラムの面白さだと思います。ハイハット、スネア・ドラム、ベース・ドラムの3点だけでも、本当にいろいろな表現ができるところですね。打楽器なんですけど、打楽器を超えたところのテクニックと言いますか……。例えば、テクニックと言えば、特に教則作品となると、手足を、速く、複雑に動かすため、といったものに終始しがちだと思いますが、それだけじゃない、ドラムで音楽を演奏するためのテクニック、音色やニュアンス、そのためのタッチだったり、トーンだったり、ダイナミクスだったり、気持ちだったり、いろいろありますから。僕はそこが魅力だと思うんです。そんな感じですので、初心者とか、中級者とか、上級者とか、そういう括りとはちょっと次元の違うところにあると僕は思っています。

 

 

Q3:演奏法シリーズでは、機材の紹介や調整法に非常に多く時間が割かれていますが、この理由は?

 

 楽器を演奏する以上、楽器に対するあらゆることは知っておくべきだと思うんですよね。使う楽器の音色によって演奏もガラリと変わることをぜひ知ってほしいなと思います。自分が出す音色が変われば、演奏する音楽も、そして叩いている自分の気分も全然違ってくるんです。僕は日々それに助けられてますので。

 

 

Q4:小宮さんはドラム雑誌の編集長という経歴をお持ちですが「教則」ということ全般に対して、現在の日本の状況を俯瞰して感想を。メディア側の視点でもプレイヤー側の視点でもかまいません。

 

 長年、編集の仕事をやってきてラッキーだったのは、素晴らしいドラマーの演奏に、たくさん、直に触れる機会があったことでしょうね。で、素晴らしいドラマーがみんな教則作品を出しているわけではありませんので、現存するもの以外にも、いろんな手法、奏法があるわけです。日本にも、本当に素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃいますが、それがすべてではないというか……。いろんな可能性を探るべきだと思いますね。

 

 

Q5:小宮さんが「いいな」と思えるドラマーに共通していることは何ですか?

 

 音がいい。それにつきますね。大きい音も小さい音もすべてが素晴らしい音色で、しかも音楽的というか。もう、どれだけ“知っているか”なんだと思います。あと、その演奏が、どれだけ“音楽の中に入っていってるか”も重要だと思います。

 

 

Q6:ハイハット演奏法の特徴やこの作品で訴えたかったことは何ですか?

Q7:スネア・ドラム演奏法の特徴やこの作品で訴えたかったことは何ですか?

Q8:ベース・ドラム演奏法の特徴やこの作品で訴えたかったことは何ですか?

 

 3作品に共通しての柱は、音色と、ダイナミクスと、リズム(グルーヴ)の3つです。これさえあれば、と僕は思います。もちろん僕自身が、それができているなんて、全然思っていませんが(笑)、それらを“追求”していくヒントにはなると思います。

 

 

Q9:音楽の表現は自由ですよね? しかし教則は、定型的な型にはめて断定的に定義づける、言うなれば真逆の性質を持ちますが、小宮さんの中でそれをどう消化されて撮影に臨みましたか?

 

 真逆だと思わずに臨みました(笑)。定型的な型にはハメてないと思います。僕と見ていただく人と、お互いに演奏家として成長していくための共通項を紹介できればいいと、ある意味開き直りでしょうか(笑)。でも、1つの項目を体得してから次に進む教則だと、やっててあまり楽しくないんじゃないかなって思います。ドラムを演奏するって楽しいことですからね。

 

 

Q10:視聴者の方に向けてひとこと。

 

 ああ、こんなドラマーもいるのかと思っていただいて、楽しんでいただけたら幸いです。ドラムは“叩くもの”から“演奏するもの”になっていけたらいいですよね。

 

小宮 勝昭(こみやかつあき)

プロフィール

ザ・ビートルズ、レッド・ツェッペリンを聴いて音楽に目覚め、ドラムを始める。大学卒業後つのだ☆ひろ氏に師事、独自のグルーヴ理論を学ぶ。1994年からリズム&ドラム・マガジン編集部に所属、2001年1月〜2012年3月までの11年と3ヵ月、同誌編集長を務める。現在は演奏者として、ドラム・セットのみならず、ジェンベ、コンガ、ブガラブー、カホンなど、民族打楽器も駆使する独自のスタイルを形成。自身のユニット“かんぱち"(http://can8.net)の他、歌モノからロック、ジャズ、果ては即興演奏まで、さまざまなフィールドで活動中。2012年に一風変わったドラム本『ドラムで一番大切な“グルーヴ"と“音色"を体得する本』(リットーミュージック刊)を発表。

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